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理事長
負担を減らし、症状が早く改善するように、効率の良い治療の提供に努めています
アレルギー性疾患の診療や免疫障害の研究で医療に貢献し、1984年からこの地に根付いた診療を行っています。開業当初から現在まで、患者様の負担を減らし、喜んでいただける医療の提供を目指し続けています。
力を入れてきた研究と診療について
アレルギー性疾患と指定難病「多発血管炎性肉芽腫症」の研究・診療に尽力してきました
大学を卒業後、当院を開業する昭和59年まで約25年間は大阪大学医学部付属病院や大阪府立病院【現在の大阪急性期総合医療センター】にてアレルギー性疾患とウエゲナー肉芽腫症の診療を開始しました。後者は昭和40年代には難病に指定されず、50年代になりやっと難病に指定されました【現在は難病分類では多発血管炎性肉芽腫症に包括されています】。昭和40年代よりアレルギー性疾患に対し、皮下減感作療法を始めました。開業後も減感作療法は継続しており、著効例も少なくなく、小児喘息を合併し長期間、減感作治療に通っていた学生が、ある年の春、京大医学部に合格したとうれしいニュースを知らせてくれました。
減感作療法は、現在は皮下免疫療法と舌下免疫療法のいずれもしております。
診療のモットー
患者様の負担を軽減した治療を提供し、症状の改善を目指します
診療におけるモットーは早く症状を改善することと患者様に喜んでいただくことです。患者様が治療にあたって時間の面でも費用の面でも負担を感じることがないように、できる限り通院の回数が少なくなるように診療しています。 例えば、1週間程度、毎日通院することでより早い改善が見込めるのであれば、そのようにお伝えすることもあります。しかし、改善までの期間を要する症状であれば、負担を軽減し、できる限り効率の良い治療を提供できるように努めています。
開業から現在までを振り返って
私自身は30年以上変わらず、元気に診療を続けています
開業から30年以上、診療方針を変えたことはありませんし、元気に診療をし続けています。自分が変わったところはないのですが、開業当初はお子様が多く来院されていたのが高齢の患者様が多くなったなど、少子化と高齢化が進んでいます。移り変わる環境の変化には、時の流れを感じるものです。
院長
患者様の言葉に耳を傾け、希望に添う治療法を選択していきます
胃と大腸の内視鏡検査および治療を得意としております。負担の少ない検査を患者様が受けられるよう、優しく丁寧な検査を心がけています。患者様の言葉にしっかりと耳を傾け、納得していただける医療の提供に努めます。
力を入れている診療
内視鏡による大腸と胃の検査を得意とし、力を入れています
勤務医時代は消化器内科の中でも、炎症性腸疾患などの大腸の診療に力を入れてきました。そのため、大腸などの下部消化器はもちろん、胃などの上部消化器の病気も得意とするところです。
また、大腸内視鏡と胃内視鏡の検査に携わってきた経験から、現在は内視鏡検査での病気の早期発見に努めています。地域の皆様の健康を支えるため、これまでの経験を活かし、受けられる方の負担を軽減した内視鏡検査の提供に尽力しています。
診察および検査で心がけていること
患者様のお話をしっかり伺い、希望に添えるように努めています
患者様にはできる限り優しく対応し、お話にはしっかりと耳を傾けています。その上で納得していただける答えを導き出すようにしています。出ている症状に考えられる病気の可能性から、それに対する治療方針まで理解していただけるように説明を行い、希望に添う治療方法を選択していきます。
内視鏡検査を行う際は、胃、大腸ともに操作をマイルドに動きを優しくして、患者様の負担が少なくなるように心がけています。特に大腸内視鏡は痛みが出にくく、おなかが張りにくい新しい内視鏡システムを導入しています。胃、大腸ともに鎮静剤を使用した検査に対応しているため、寝ている間に検査を受けていただくことも可能です。その場合は、しっかりと薬の作用を確認してから行うようにしています。
院内処方について
開業当初から行っていることと患者様のニーズがあることから院内処方に対応しています
父が開業した当初から院内処方を行っている関係で今も続けています。当診療所は住宅街に位置するため院外薬局が遠く、受診後に薬局に移動することは、体調が悪いときだと負担になりますし、二度手間になってしまいますから、患者様のニーズにお応えしている部分もあります。また院内処方により、コストの面でも患者様の負担が少なくなっているかと思います。
待ち時間について
父と協力した二診体制で、速やかに診療が行えるよう努めています
かぜなどで体調が悪く、その日のうちに受診したいという患者様が来院していただきやすいように、当院では基本的に予約制としていません。ただし、内視鏡検査のみ予約制とさせていただいています。
診療は父と私で同時に進める二診性で行っていますので、待ち時間の軽減につながっているかと思います。これからも父と協力して、患者様の待ち時間の負担をできる限り少なくできるよう努めていきます。